大阪市・田蓑神社

住吉三神を奉る由緒ある神社

大阪市西淀川区にある田蓑神社は、住吉三神を奉っています。
この神社の由来はとても古く、神功皇后の時代にまでさかのぼります。
その時代は三韓征伐が行われ、その後にこの地に寄ったことから、神社の基が据えられました。

それから時代が下ること数百年、この周辺の開拓を始めたところ、祭神が現れて、鬼板を納めて住吉神を崇拝するようにという神託を授けました。
ここから住吉三神の崇拝が始まり、現在に至っています。
そして、この鬼板の神宝も神社において奉られていて、社宝となっています。

また、江戸時代には徳川家康の恩寵も受けて、この神社がある地域においては税を徴収しないという特権を与えられることになりました。
このように、時代を通じて権力者や庶民に大事にされてきたのがこの神社の特徴で、常に人々の信仰を集めていました。

様々な祈祷や祭事を行っている神社

田蓑神社は、この地において長い歴史を持つ神社ですので、人々とのつながりが強く、様々な活動を行っています。
祈祷や出張祭も数多くの種類を行っていて、それぞれの家庭や個人、会社などの必要に応えています。

たとえば、人生儀礼においては、安産祈願が挙げられます。
まずは感謝の心を示すことを重要視し、妊娠五ヶ月目に子を授かったことを感謝します。
その際に、無事に子どもを産むことができるように祈祷を行い、安産を祈願するのです。

また、初宮参りや七五三も定番の祭事です。
特に11月に行われる七五三参りでは、健やかな成長が見られるようにと、和服に装った子どもたちが親御さんとともに神社を訪れ、参拝をしていきます。
このように、氏子の安全と繁栄を願うことをメインとしていて、家族全員が幸せに生活を送るように祈願を捧げています。

また、人生においてもっとも喜ばしい時となる神前式も執り行っています。
神社において結婚の誓いをすることで、二人でしっかりとした家庭生活を送る決意が強まり、良い夫婦生活のスタートが切れることでしょう。

しっかりと保存された建物などを見て回るのも楽しい

どちらかというと小規模な境内ですが、建造物や境内に配置されているものは、どれもしっかりと保存されていて、美しい造りが見られますので、こうしたものを見ながらゆっくり時間を過ごすのも良いでしょう。
建造されてから500年が経過している正面の鳥居は、年数の経過にもかかわらずきれいな状態を保っていて、その均整の取れた形が見事です。

また、この地方において最も古いとされる石造りの狛犬も、味がある造りで多くの人がここで立ち止まって眺めていきます。
見過ごすことなく、こうした神社にあるものを観察していくことで、神社の歴史や魅力をより知ることができます。