藤井寺市・葛井寺

藤井寺市にゆかりのある葛井寺

葛井寺という漢字を見てその読み方がわかる人というのは少ないものです。
これはフジイデラと読みます。
この葛井寺がある地域は藤井寺市となっており、このお寺の名前が引用されているものです。

葛井寺は葛井連一族が天皇の仏教興隆政策に積極的に参加したことにより、朝廷から補助を受けて氏寺として8世紀の中頃に建立されました。
しかし、その後荒廃してしまう状況が起こり、平安時代初期に藤井安基が藤井寺を訪れて荒廃したことを嘆き悲しんで各地から材を集めて再建をします。
そのため、藤井安基の苗字から藤井寺と村の名前を改めたと言われています。

葛井寺の国宝と重要文化財

葛井寺には大阪府内で唯一の天平時代の仏像とされる千手観音像があります。
この千手観音像は葛井寺の御祭神でもあります。
この千手観音は国宝にも指定されている貴重なものです。

また、商店街に面して西門として位置している四脚門というものがあります。
これは1601年頃に豊臣秀頼が南大門として建てたものと言われており、桃山時代の貴重な建築物です。
そのため重要文化財に指定されています。

門の両脇には仁王様が出迎えてくれます。
とても壮観で写真映えするということもあり、多くの観光客がその姿をしっかりと目に焼き付けるとともに写真の撮影をしています。

お線香

葛井寺の中で密かに人気を集めているアイテムがお線香です。
一見すると普通のお線香なのですが、よく見ると一般的なものよりも少し太くお菓子のように見える可愛らしいものになっています。

そして、お線香にはお願い事の文字が書かれています。
そのため、願いたい文字のお線香を購入して備えることがオススメです。

さらにお線香を置くときには注意が必要です。
きちんとお願いが見えるように寝かせて置かなければなりません。
お線香を置く際には一般的な立てるのではなく置くことに気をつけましょう。

観音会

葛井寺で最も人が集まる日があり、それが18日です。
この18日には月例行事として観音会座、ご本尊ご開帳が行われています。

法要は14時から行われ、紫雲閣にてお経が読まれます。
また、ご本尊のご開帳もこの日のみであるためご本尊を拝み地という人が多く訪れるのです。

葛井寺のご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩(じゅういちめんせんじゅせんがんかんぜんおんぼさつ)は国宝にもなっています。
一般的に千手観音というのは千本手のないものも多くありますが、葛井寺のものは名前の通り千本の手と千の目を持っているとても貴重なものです。
このお姿を一目見たいというのはもちろんですが、18日の縁日に参拝してご利益をいただきたいと考える人も多く、18日には多くの人で賑わいます。