交野市・磐船神社

加藤清正のエピソードが残る神社

大阪市には数多くの神社があります。
その中でも多くの人が一度は聞いたことがある言い伝えの場所といわれているのが、この神社です。
磐船神社は大阪府交野市にあり、天野川が流れる静かで自然に恵まれた場所にあります。
空気もよくハイキングを楽しむ高齢者もたくさんいます。

磐船神社にたどり着くと子孫降臨の地、岩窟めぐりと書かれた白い大きな看板が目印です。
磐船神社には天照国照彦天火明奇玉饒速日命が天の磐船に乗って降臨したといわれています。
この天の磐船は、高さ12メートルもある巨大な岩が御神体として祭られています。

神秘的で堂々とした岩は、見る人を圧倒させる雰囲気があります。
この天の磐船は、大阪城を築く際に使用したいと加藤清正が持ち運ぼうと試みました。
しかし動かすことができず、その無念の思いを込めて加藤清正と名前を刻んだという歴史もあります。

洞窟巡りの先には

磐船神社に祭られている天の磐船を見るだけでもとても神秘的だといわれていますが、それ以上に磐船神社を有名にしたのが岩窟めぐりです。
拝観料を支払うと白いタスキが渡されて、岩窟めぐりをすることができます。
他の神社でも洞窟巡りなどが出来る場所がありますが、磐船神社の岩窟巡りは一般的な物とは違いとてもアドベンチャーで危険を伴うほどの作りになっています。

進路は必ず岩にかかれた矢印通り進むことが決められています。
そしてその岩窟めぐりの先には、天の岩戸があります。
誰が知っている神話の一つ、天照大神が岩にこもったといわれている岩戸を間近に見ることができます。
神秘的なものが今でも残っていて、身近に見ることができるのです。
危険を伴う岩窟めぐりですが、その先にはとても歴史的価値のあるものに遭遇することができます。

危険な場所として認識

磐船神社には冒険に近い岩窟めぐりがあります。
一般的な洞窟巡りとは異なり、ここは神道家や修験者などの宗教家が修行を行った場所でもあります。
そのため人一人が通るのもやっとの程の細い危険な場所もあります。

そのため磐船神社では岩窟めぐりに関して規定があります。
まず一人での参拝は禁止され、写真撮影なども禁止となっています。
過去に転倒して死亡してしまった事件があり、それから一層厳しくなりました。

そのほかにもヒールやサンダルなどでの参拝の禁止、汚れては困る服装での参拝も禁止されています。
お酒を飲んでいる人は岩場で足場が悪いため岩窟めぐりができません。
また年齢制限もあり、10歳以上75歳未満でなければ参拝できないという決まりがあります。

過去には転倒してなくなってしまった事件もあり、より参拝条件が厳しくなっています。
歴史ある天の岩戸など磐船神社には多くの魅力があるといえます。