東大阪市・石切剣箭神社

由来とご祭神

大阪府の東大阪にある神社として誰もが知っているのが石切剣箭神社です。
地元の人たちからは石切りさん、でんぼの神様として親しまれています。
石切剣箭神社には神社の入り口から本堂の前をお百度参りしている人たちがたくさんいます。

石切剣箭神社にお祀りされているのは、饒速日尊と可美真手命という二柱の祭神です。
これらを総称して石切大明神と呼ばれています。
今から700年前の足利時代に社殿と宝庫が焼失してしまったため、ご鎮座に関する情報が定かではありません。

しかしそのほかの過去の文献で石切剣箭神社について記載がされています。
それによると神武天皇紀元二年に可美真手命が祭られたことが記されており、代々木積家が奉祀してきています。
石切剣箭神社は、頑固な石を切り裂くほどのご祭神の御神威が偉大な様子を示しています。

石切剣箭神社には数多くの逸話も残されており、地元の人たちに親しまれている神社です。
また一般の観光客の人にとっても石切剣箭神社から石切駅までの間には参道があり多くの商店が立ち並んでいます。
占いや漢方薬などもお店などもあり、多くの人で賑わいを見せています。

石切りさんのご利益

石切剣箭神社を訪れると必ず目に留まるのが、お百度参りをしている人の数が多いということです。
お百度参りの回数を数えるために使用するお百度紐をもって、神社の入り口から本殿の前を行き来します。
お百度参りでは、切なる願い事を神様にかないますようにという気持ちを込めてお参りすることを指します。

特に石切剣箭神社のお百度参りは関西でもとても有名で、全国各地からもお百度参りに来られます。
全国的に有名になった理由は、石切剣箭神社は別名でんぼの神様といわれているからです。
でんぼとは方言で腫物という意味があります。
そのため体に何かしらの病気や悩みを抱えている人が、多く訪れます。
病に悩む人が多くなっていきている時代に、多くの人の心の支えとなる神社といえるでしょう。

行われている年間行事

石切剣箭神社では秋季大祭が10月22日に行われます。
一年の豊作の御礼を込めて行われ、笛や太鼓の音に合わせて巫女が祓い清める御湯神楽が奉納されます。
22日の例大祭は一般の人は参列することができません。
21日の宵宮祭であれば一般の人でも参列することができるため、多くの人で賑わう一日になります。

その後10月24日から25日にかけて太鼓台の巡業が行われます。
太鼓台を担いで各自治体を練り歩きます。
太鼓の音が街中に響き渡りお祭りで大賑わいになります。
また大みそかの夕方には年越大祓式が行われ、一年の厄を払うために茅の輪をくぐって新年を迎えるのが石切剣箭神社の一年の始まりとも言えます。