八尾市・天照大神高座神社と岩戸神社

山の中にたたずむ神社

大阪府八尾市にある天照大神高座神社と岩戸神社は、境目がほとんどないが特徴です。
そのため知らないうちに二つの神社を一緒に回ってしまっていたという人もいるほどです。

電車では近鉄信貴山口駅から徒歩で15分ほどの場所にあります。
信貴山口駅からは徒歩で住宅街を歩いていき、大阪平野の景色を眺めながら歩いていきます。

そして入り口からひたすら急な山林の中を登っていきます。
車でも行くことはできますがとても道が狭くなっているため、軽自動車などコンパクトカーであれば安心して運転できるほどです。

参道を登っていくと自然の木々に囲まれた中に岩戸神社がありその奥に天照大神高座神社があります。
急な坂道ですが、自然豊かな場所に恵まれており、鳥の鳴き声や空気のおいしさ、新緑の美しさを感じながら参道を歩いていきます。
その先にある天照大神高座神社と岩戸神社はとても神秘的な神社として魅力だといえます。
岩戸神社は、天照大神高座神社の摂社として建てられており、祭神と縁の深い神様が祭られているといわれています。

天照大神高座神社の由来

天照大神高座神社は1500年前に雄略天皇の時代に伊勢国宇治山田原に鎮座されていたのが八尾市へと変わりました。
式内社で天照大神という名称がついているのはこの神社だけといわれています。
高安山の中腹に位置する神社で、山の谷間や岩盤の上に本殿が鎮座しているため、とても古くから信仰されている神社だということが言えます。

その姿は大自然の中に一体化しており、神秘的で高貴な雰囲気を感じます。
神社の祭殿の横には白飯の滝が流れています。
情緒あふれる雰囲気から水の音も聞こえ、心が和らぐと感じる人が多いです。
干ばつで日本中が苦しんだ時であっても、天照大神高座神社は干ばつになることなく過ごすことができたという話もあります。

岩戸神社の由来

岩戸神社は天照大神高座神社の摂社として作られています。
二つの神社の境目がほとんどないことが有名で、知らぬ前に天照大神高座神社も一緒に音連れていることもあります。

岩戸神社はインドの河神の弁財天が祀っているため仏教的な要素が強い神社です。
中世以降になると神道である天照大神高座神社が神仏習合することで神社の祭神として祀られるようになりました。
江戸時代には商売繁盛の御利益があるといわれ多くのおおさか商人の信仰を集めていました。
御神体は岩山全体が祀られており、とても神秘的な雰囲気があります。
仏教色が強いころは、木彫りの弁財天が祭神として祀られていたことが分かっています。

どちらの神社も古くからあり、高安山の山腹にある自然の雄大さを感じながら参拝することができます。
神秘的な雰囲気がパワースポットとしても注目されています。